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「母衣」 [うずら4コマ漫画]

前回の続きです。
「母衣」

うずたま屋-4コマ-母衣-500.jpg

原案:うずたま屋
作画:林山キネマ

【解説】
武将が背中につけている袋は「母衣(ほろ)」と言います。
長篠合戦図屏風に描かれています。
長篠合戦図屏風
4コマ漫画に登場する、母衣を付けて突撃する騎馬武者を探してみてください。

「母衣」について詳しく解説されているサイト
武士の背中に風船?選ばれし者の証「母衣(ほろ)」の意味や役割ってなに?
【戦国のエリート部隊】若き前田利家も!戦場の華・母衣武者とは

4コマ漫画を描いて頂いた林山キネマさんが、図解イラストも描いてくれました!
うずたま屋-母衣-図解-500.jpg

【うずたま屋の考察】
「母衣」で弓の攻撃から背中を守るのですが、敵に背中を向ける前提なわけで、
さらに風の抵抗で機動力が下がってしまいます。
「武士たるもの敵に背中を見せてはいけない」みたいな考えと逆です。
さらに織田徳川連合軍にも赤色の母衣武者がいます。目立ったら敵の標的にされそうです。
この2つの疑問を解消するのが、母衣武者の役割です。

上記のサイトによれば、「母衣は精鋭や本陣と前線を行き来する使番に許される名誉職と位置付けされ、敵味方に存在を示しました」との事です。

戦況を伝えるために本陣へ向かう時は、敵に背中を向ける事になります。
ですから、背中の防御というのは重要だったのだと思います。

母衣の実物写真

これまでの4コマ漫画


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