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綿繰機 [機械発達史]

糸を紡ぐためには、「棉」を「綿と種」に分ける工程が必要です。
綿と種.jpg
18世紀後半アメリカでのお話です。
①綿花に種子を取り除く作業は黒人奴隷が一つ一つ手で行っていた
生産量 1㎏前後/日

②ホイットニが、綿繰機を製作
生産量 23kg/日

③綿の生産量が増大 
1791年 143ポンド
1800年 3500ポンド
1845年 全世界の生産高の90%がアメリカ産

④南部では多数の黒人が働いていたが、綿の増産をするために黒人の労働は激しくなった

⑤黒人奴隷数 
1800年 85万人
1851年 3200万人

⑥南部の農業生産者と北部の工業製造業者との対立が、南北戦争に発展

【参考資料】「機械発達史」1987年初版発行
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